トップライト(採光用の天窓)周りからの雨漏り相談は多いです ...
2026/09/16
トップライト(採光用の天窓)周りからの雨漏り相談は多いです 屋根に取り付けられた弁当箱のような形状のものです 皆さんも見たことある方が多いと思います
相談を受け一昨日月曜に現地調査、必要な段取りが終わりましたから、週末の土曜には工事対応できそうな勢いで進めています
トップライトはそもそもが水の流れを滞らせる構造なので、雨漏りはありがちです 記憶にあるだけで物件としては今年はすでに3件目になるかと記憶します
今回の相談物件では、天窓の設置位置が屋根の棟際に近い箇所に設置してありました
棟から軒先に流れる雨水のことを考えると、軒先に近づくにつれて屋根を流れる雨量は増えていくわけで、棟際に寄せて天窓を設置しているのもきっと雨量への配慮あってのことなのかも、と設計士をひいき目で評価したい気持ちも、ないではないです
瓦屋根の場合はトップライトの下側・軒先側にスカート状の鉛板(波型に成形してあって、凹凸ある屋根瓦の形状になじみやすく、雨水が横に滑ることなく真っすぐ流れるように配慮しているのだろうと思います)で雨仕舞をする場合が多く、そしてこの鉛板に出来たピンホール由来で雨漏りは頻発します
このトップライトの鉛板でもピンホール、亀裂ともにすぐに見つかり、相談の雨漏りの主要な原因と思われます 屋内のクロスは剥がれ落ちていて、ここ最近の雨漏りではないこともうかがえました
大きな屋根の家は屋内が暗くなりがちですし、日陰になる北側は特に暗くなります こうしたお困りごとに対応するための(雨漏りを嫌う屋根屋としては「横車」の筆頭が)トップライトなのですが最近はあまり施工しなくなったように思います 今回の物件も築20年ということでした(全国的に名の知れた、誰でも知っている○○ハウスの住宅でした)
そもそも大きな屋根の家が少なくなった、大家族で住む家が少なくなったのもその一因なんでしょうか?使い勝手を優先するコンパクトな家、大きくはない屋根の新築物件では必要ない設備なのかな
大手ハウスメーカーは自社ブランドで屋根材まで作ります(そして頻繁にモデルチェンジして廃版にする)から、20年前の規格品が今回の工事に必要な量だけ揃うのか?心配していたところ
どうやらデッドストック品を手配出来て(1枚1,000円を軽く超える、それを15枚は確保したものの運賃も高い)
デザインをコロコロ変えるのは、災害大国日本の住宅資材としては疑問が残りますし、これは今後のお施主さんにも頭の片隅にもぜひ(板金屋根部材のモデルチェンジはさらに激しいですけれども)
きょうは屋根の上でツバメを見ました、南に帰る算段をそろそろ始めているんでしょうか 朝晩は涼しくなってきました
屋根工事業
有限会社 本石産業





